FM-7エミュレータをMacにインストールする
1980年代を席巻したパソコン富士通FM-7シリーズのエミュレータ「陸奥」をMacにインストールしました。FM-7後継機種FM77AVの例です。他機種は適宜読み替えて下さい。
環境
- M1 MacBook Pro 14インチ、2021
- macOS Ventura 13.0.1
- Python 3.10.8
インストール
cmakeのインストール
- まだなら
homebrew
をインストールする brew install cmake
でcmake
をインストールする
エミュレーターのインストール
- エミュレーターのディレクトリ(以後
<path>
)を作成する - ディレクトリ
<path>/77AVTEST/ROMS/AV
に実機からのROMを置く - ターミナルで
cd <path>
- 陸奥リポジトリ "Building the program" 通りの手順でCUI環境をインストールする
- GUIは
python <path>/77AVEMU/scripts/runGUI.py
で初めて起動する際にインストールされる
起動
CUI
python <path>/77AVEMU/scripts/runav.py
で起動する
GUI
- 手順7の通り
python <path>/77AVEMU/scripts/runGUI.py
で起動 - ROMのディレクトリ
<path>/77AVTEST/ROMS/AV
を指定してSTARTを押すと上の図とほぼ同じウインドウが現れる - 右下Menuアイコンをクリック
- メニューバーからVertuial Machine --> Keyboard Mode --> Translation1を選択、Tape −−> Image --> 読み込むテープを指定
LOADM "",,R